「時短勤務で復帰したのに、なぜか仕事量が減らないどころか増えている…」
「フルタイムの同僚と比べられてキャパオーバー寸前」
そんな風に感じているワーママ、多いのではないでしょうか?
私自身、仕事と育児をほどよく両立しようと思って育休明けから選んだ時短勤務。
それなのに、仕事量は産休前と変わらないどころか増えてく一方!!
なんで~どうして~(笑)
やりたい育児も、やらなきゃいけない仕事もある。でも身体と心のキャパは限界。なんてことも…
- 時短勤務なのに仕事量が増えるのはなぜ?
- 時短勤務ワーママがキャパオーバーになりやすい理由
- キャパオーバーを防ぐためにできる工夫6つ
- 実際に私が取り入れてラクになった方法
この記事では、同じように悩むワーママに向けて、時短勤務なのに仕事量が産休前よりも増えてキャパオーバーになりそうなときの対策と工夫を、実体験を交えてご紹介します。
「もうキャパオーバー寸前…」と悩んでいるワーママにとって、少しでも心が軽くなるヒントが見つかるとうれしいです𓂃𓈒𓏸❁⃘
時短勤務なのに仕事量が増える現実

「時短勤務だから仕事が少なくなる」と思っていたのに、実際はそうはいかない。
なぜなら、会社の期待や人員配置の都合で、業務量はそのままなのに勤務時間だけ短いという状況になりがちだからです。
- フルタイム時代と同じ業務を担当している
- 代わりの人員がいないため業務が減らない
- 「時短だからラクでしょ」と思われ、逆に雑務が増える
こんな環境では、時間は減っているのに仕事量が増えたと感じても無理はありません。
私の場合は、育休明け早々にマミートラックにのり、そして復帰3ヶ月で退職勧奨を受けました。
同じ境遇の同僚が次々とやめていく中、私は子供たちのため、この会社で働き続けることを選択。
すると、「渡せる仕事がない」から一転して、「フルタイムでも到底時間内には収まりきらない程の仕事量」を担当することに。
最近は毎日会社で「いかに効率よく時間内に収めるか」を考え、激務に励んでいます。
育休明けから時短勤務ワーママがキャパオーバーになりやすい理由

育休明けはただでさえ生活が一変するタイミング。
そこに「仕事量が多い」というプレッシャーが加わると、あっという間にキャパオーバーに。
その理由は大きく3つで、
- 子どもの体調不良で予定通りに働けない
- 時短勤務に罪悪感を感じやすい
- 生活リズムが安定せず、家でも余裕がない
保育園の通い始めは特に熱や風邪で休みがちになります。
私も育休から復帰してすぐは、全然会社に行けない問題に直面しました。
それに時短勤務になったことで、少なからず周りに迷惑をかけているのでは、と常に罪悪感を感じることも。
育休期間と比べると自分時間はゼロになり、結果「仕事も家事も育児も頑張らなきゃ」と思うほど、心と体が疲れてしまいます。
時短勤務ワーママがキャパオーバーにならない対策と工夫6つ

1. 上司に「できる業務・できない業務」を明確に伝える
時短勤務なのに仕事量が増えてしまう背景には、「頼みやすい人」「要領がいい人」と思われているケースもあります。
でも、どんなに頑張り屋さんでも、限られた時間の中でできることには限界がありますよね。
「何でもやります」ではなく、今の勤務時間でどこまでできるのかを明確に言葉にして伝えることが大切です。
たとえば、
- 締め切りを○日までに設定してもらう
- 引き継ぎが必要な業務を具体的に伝える
- 「このタスクは在宅では難しい」など環境面の制約を共有する
といった工夫でも、上司の理解を得やすくなります。
我慢して頑張り続けるよりも、「話し合う勇気」こそがキャパオーバーを防ぐ第一歩。
あなたが限られた時間でベストを尽くせるように、職場とのすり合わせを少しずつ重ねていきましょう。
2. タイムスケジュール管理を徹底する
時短勤務の1日は、本当にあっという間。
「集中してたらもうお迎えの時間!」なんてことも日常茶飯事ですよね。
そんな中で大切なのが、時間単位でのタスク管理です。
- 優先順位をつけてタスクをこなしていく
- 何時までにこれは終わらせると朝一で決めておく
- 退勤時間30分までに終わらせる努力をする
といったように、ひとつひとつに“区切り”をつけることで、時間の見通しが立ちやすくなります。
完璧を目指そうとすると、かえって進まなくなることも。
思いきって“7割の完成度”で一度仕上げる習慣をつけると、気持ちもずっと軽くなります。
「時間がないからこそ、管理でカバーする」。
そんな意識が、キャパオーバーを防ぐ大きな味方になりますよ。
3. 同僚に「お願いできることはお願いする」
「迷惑をかけたくない」
「自分でやったほうが早い」
そう思って抱え込んでしまうワーママは本当に多いと思います。
でも、仕事はチームで進めるもの。
私たち時短勤務ワーママが安心して働けるようには、周囲に頼ることも大切なスキルだと思います。
たとえば、
- 「○○さん、ここの部分だけお願いできる?」と具体的に依頼
- 自分が得意な業務で他の人をサポートする代わりに、苦手な部分を任せる
- 定例ミーティングなどで、自分の持ってるタスクを共有
といった形で、「お願い上手」になっていくと、自然と協力関係が築けます。
助けてもらうことは、決して弱さではありません。
むしろ、チームをうまく回す力のひとつ。
頼ることで、自分にも周りにもゆとりが生まれていきます。
4. 家事の外注・簡略化を積極的に取り入れる
- 食洗機や乾燥機つき洗濯機をフル稼働
- 宅配食材や作り置き、冷凍食品を常備
- 掃除は週末まとめてorロボット掃除機にお任せ
仕事量が増えてキャパオーバーになりそうなときは、まず家庭での負担を減らす工夫が有効です。
5. 自分を甘やかす「ご褒美タイム」を確保
毎日フル稼働で動いているワーママにとって、「何もしない時間」や「自分を満たす時間」は心のガソリンですよね。
- 子どもが寝たあとに好きなドラマを見る
- 通勤中にお気に入りの音楽を聴く
- 朝少し早起きをして完全な自分時間に
ほんの数分でも「自分のための時間」があるだけで、気持ちの余裕はぐっと変わります。
頑張りすぎて疲れきってしまう前に、意識的に自分を甘やかすこと。
それはサボりではなく、明日を笑顔で過ごすためのリセット時間です。
ご褒美タイムをスケジュールの中にちゃんと入れてあげてくださいね!
6. ワーママに理解のある会社に転職する(最終手段)
どんなに工夫しても、どうしても辛い状況が続くこともあります。
そんなときは、「環境を変える」という選択肢を持つことも大切です。
- もっと子育てに理解のある会社
- 在宅勤務やフレックスが当たり前の職場
- 子育てママが多く在籍している会社
そうした環境なら、あなたが無理せず自分らしく働ける可能性があります。
頑張り続けることだけが正解ではありません。
ママの心が壊れてしまう前に、次の道を考える勇気を持つこと。
子どもに笑顔でいてもらうためには、ママ自身の笑顔がいちばんの支えです。
環境を変えることは、逃げではなく家族を守る選択だと、私は思います。
私の体験談|「頑張りすぎない」を選んでみた

私も育休明けの時短勤務で「仕事量が増えた?!」と感じて、キャパオーバー寸前になった経験があります。
当初は、「時短になっても成果を出さなきゃ」「迷惑をかけちゃいけない」と肩に力を入れていました。
でも、あるとき思い切って上司に「今の勤務時間ではここまでしか対応できません」と伝えたんです。
すると、意外にも理解してもらえ、一部の業務を外してもらえました。
この行動によってキャリアの道からは外れたかもしれないけど、私は自分の中での優先順位を守れてよかったと感じています。
同時に、家では「平日は必要最低限のことしかしない」とルールを決めて、心を軽くしています。
「全部完璧にしなくていい」そう思えるようになってから、気持ちもラクになり、子どもと笑って過ごす時間を増やすことができました。
まとめ:本当にキャパオーバーになる前に工夫してみて

時短勤務なのに仕事量が増えてしまう――
それは決して私たち時短勤務ワーママの努力が足りないからではないと思います。
制度や環境、周囲の理解など、ひとりではどうにもならない要素がたくさんあって、
それでも毎日、仕事に家事に子育てにと全力で頑張っている時点で、もう十分すぎるほどきっと立派です。
家事もいくじも仕事もなんてもう限界!!を防ぐためには…
- 会社での調整
- 仕事の進め方
- 家庭の回し方
- 自分への甘やかし
が、カギになってきます。
キャパオーバーを防ぐためにできることは、少し立ち止まって工夫してみること。
そして、頑張りすぎている自分に気づいてあげること。
無理に完璧を目指さなくたって大丈夫!
家族を想って働くママの姿は、それだけで尊いものです。
ときには立ち止まりながら、自分に合った続けられる働き方を少しずつ見つけていきましょうね𓂃𓈒𓏸❁⃘
▶あわせて読みたいᝰ
コメント