
みなさんこんにちは!
1歳児を育てるママのゆるりです。
1歳ごろから絵本が大好きになるお子さんも多いですが、その一方で「ビリッ」と破いてしまうことに悩んでいるママも多いのではないでしょうか。
わが家でも、息子が絵本をビリビリにしてしまったことが何度もありました。
お気に入りの絵本だったのに…と落ち込む日も。
でも、実はそれも子どもの成長過程のひとつなんです。
- なぜ子供が絵本を破いてしまうのか
- 破かれたときの対処法
- 今すぐできる破られにくくする工夫
今回は子どもが絵本をビリビリ破いてしまう理由や対処法を、わが家の実体験も交えながらやさしくお伝えします。
子どもが絵本を破る理由3つ

好奇心いっぱいの「遊び」だから
子どもにとって、絵本はまだ「読むもの」というより「遊ぶもの」。
手にとって触ってみたり、ページをめくる音を楽しんだり…。
ビリビリという音も面白く、ついつい破ってしまうことがあるんです。
特に1歳前後は指先の動きがまだ未熟で、力加減がよくわからず、「あ、破れた!」と驚いていることも。
うちの子も最初は破った瞬間に「ビリって言った!」と満面の笑みでした。
ママとしてはちょっとショックですが、本人はいたって無邪気なんですよね…。

ビリビリだいすき~!
言葉の代わりに「表現」しているから
言葉がまだ自由に使えない子どもは、自分の気持ちを行動で表現します。
たとえば、
- 「退屈だったよ〜」
- 「この絵、面白い!」
- 「ママに構ってほしい!」
そんな気持ちが、ビリビリという行動になって現れることも。
わが家では、仕事や家事でバタバタしていた時に、息子が絵本をびりっと破いたことがありました。
「ママ〜!」と訴えるような顔に、ハッと気づかされました。
「もっと構ってほしかったんだな」って。
絵本の扱い方をまだ知らないから
紙をやさしく扱うこと、大人には当たり前のことでも、子どもにとってはこれから学ぶことです。
絵本のページをめくるのも、指先を使う練習。
何度も「失敗」を重ねながら、上手に扱えるようになっていきます。
破るのもその一環だと考えると、「また破られた…」というママの気持ちも、少しだけ軽くなるかもしれません。
絵本を破かれてしまったときの対処法
無理に怒らず、まずは落ち着こう
破かれた直後はつい「なんでこんなことするの!」と怒りたくなりますが、まずは深呼吸。
子どもにはきっと悪気はないので感情をぶつけるよりも、ゆっくり説明してあげる方が伝わります。
「ダメ!」だけでは伝わりにくいもの。
「この絵本、大事だからビリビリはママ悲しいな」と伝えてあげることで、「これは大切なものなんだ」と感じ取ってくれます。
我が家でもこの声かけを続けていたら、破く回数がだんだん減ってきました。
修復ごっこで学びの時間に
破かれたらすぐにゴミ箱…ではなく、マスキングテープや透明テープでいっしょに修復するのがおすすめです。
「直そうね」と声をかけて、一緒にテープを貼る作業は
- 物を大事にする気持ち
- 手先の使い方
を学ぶ良い時間になります。
うちの息子はシール貼り遊びが好きなので、夢中でママと一緒にニコニコで修復ごっこをしてくれました!
思い出としてとっておくのもあり
「ボロボロで修復も限界…」というときは無理に捨てず、破けたページを切り抜いてスクラップにするのもおすすめです。
「初めてビリビリした絵本」って、数年後には懐かしい思い出になるはず。
私は「小学生になったら本人に見せてやろう」と、今からこっそり企んでいます(笑)
こんな風にするとママの気持ちにも、ちょっとの余裕が生まれますよ。
絵本が破られないためにできる3つの工夫
丈夫な絵本を選ぶ
ボードブックタイプの絵本や、角が丸くなっていて厚みのある絵本を選ぶのがおすすめです。
- ボードブックタイプ
- 厚紙で角が丸い絵本
- 耐久性のある絵本シリーズ
たとえば「しましまぐるぐる」シリーズは紙質がしっかりしていておすすめです。
うちでも何冊か購入してから、破かれる頻度がぐっと減りました。
ペーパーガードやカバーを使う
図書館の本などによく使われている「透明のブックカバー」も自宅で活用することができます。
- 100均のラミネート風シート
- ページの補強にマステを活用
これを表紙や弱そうなページにつけておくだけでも、かなり破れにくくなり、
ちょっとした工夫で絵本の寿命がかなり延びます!
「絵本は大事なもの」と伝える習慣を
読む前や読んだ後に、「絵本さん、ありがとう」と声をかけてみるのもおすすめです。
子どもはママが思っているよりも、ママの言葉や行動をよーーーく見ています。
少しずつ、「大切に扱う」気持ちが育っていきますよ♪
我が家の体験談:工夫してみた結果
我が家では破られて落ち込む日々から、「どうしたら破られにくくなるかな?」と工夫するようになりました。
- 厚紙タイプの絵本を中心にそろえる
- 一緒にテープで修復して「修理ごっこ」を楽しむ
- 古チラシをビリビリ専用にとっておいて渡してみる
こんなことを意識していたら、気づけば絵本を大切に扱うようになってきました。
もちろん完璧ではないけれど、少しずつ「成長してるんだなぁ」と感じられる瞬間が増えてきています。
まとめ:破くことも成長のひとつ

絵本をビリビリにされると、ママとしてはショックも大きいですよね。
でもそれも「今だけの成長の証」だと思うと、少しだけ気持ちが和らぎます。
夢中で絵本を破いている姿さえ、数年後には懐かしく思える日が来るかもしれません。
大切なのは、怒ることよりも「どう伝えるか」や「どう見守るか」。
子どもと一緒に、絵本との向き合い方を少しずつ学んでいけたらいいですよね。
夢中で楽しんでいるお子さんの成長を、
大きな心で見守ってあげることも今しかない子育ての醍醐味でもありますよ。

絵本ビリビリは立派な成長過程だね♪
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